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2012年6月29日 (金)

映画「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」を観にゆく

「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」を観てきました、よ。

こちら↓がわかりやすい。

http://sm324.blog129.fc2.com/blog-entry-320.html

三島由紀夫に関しては、何も知らないワタシ。

でも、あの時代のことは、ちょっと気になるんです。ほんとにまったく不可解なので。

10年以上前に「連合赤軍(だっけ?)」関係の映画観に行ったんだけど、途中で気持ち悪くなった。

意味わかんない世界でしたよ。

で、三島由紀夫。

ちょっと前に読んだ本「男流文学論 / 上野千鶴子、他」にも、載っていた三島由紀夫。

何をしゃべりながら、なんで自殺したのか?なにゆえ切腹だったのか?気になるぅ~~。

で、「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」の感想ですが、

・・・やっぱり意味不明でした。というか理解不能。

何をそんな熱くなってるんだ?

ただただ滑稽。これは滑稽さを描いた映画?。

いやいや、なんか違うみたい。笑っちゃだめみたい。

んーーーー。だんだん腹も立ってきた!

映画の中で、若者たちの一人のアパートに田舎の親父さんが訪ねてくる場面があるんですが、そこだけ、ちょっとホッとしたんです。そこだけ現実味があったんです。

なんで「この時代の人達」に腹が立つのか。ちょっとわかりました。

三島由紀夫にしても、学生運動してた人達にしても、現実味が無い。生活感が無い。

一般庶民を無視してる。

日本がどうの、日本人の精神がどうの言ってますけど、君たちは裕福な人達でしょ?

いわゆる「学生運動」をしてた人達だってそうだよ。大学生だ。エリートだ。

あの時代、東京の大学に通えるなんざ、金持ちに決まってるじゃないか。

三島由紀夫だってもちろん、超チョーーーーエリートだ。

なるほど。

ワタシの住む町の、90歳を過ぎたおじいさんの話。

戦後、GHQによって、地主制度は廃止されて、農民ひとりひとりに土地が分け与えられたって。

金持ちはみんな困ってしまったって。でも農民ひとりひとりは喜んだんじゃないかなあ。

GHQの事務所にいくと、コーヒーとパンが食べれたんだって。

そのおじいさんは、生まれて始めて、そこで食べたんだって。

東北からは、戦争にたくさんの人がかり出されたんだよね。

ソ連国境に行ったおじいさんの話を聞いたこともある。

戦争に行った事もない、なんの苦労もしらない若造が、「アメリカ出て行けーー!!」とデモを起こしたところで、日本のほとんどの人達は、「ハァ~~?」って感じだよね。

ウチの親に学生運動のこと聞いても、「はあ、なんか都会ではやってたみたいだねえ」くらいのもんですよ。

あ、なんか、「あの時代って不可解!」なわけがわかったかも。いがったやぁ。

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「男流文学論/上野千鶴子・小倉千賀子・富岡多恵子/ちくま文庫」の中にもありました。

>三島は戦後民主主義をすごく敵視してるじゃない?でもとにかく私たちはやっぱり民主主義になったからごはんが食べられるわけですよ。

>貴族はその前はもっとよく食えてたんですよ。民主主義のせいで食い詰めたんだから。

>そう、逆だから。だけど民主主義のおかげで、私らご飯食べれるようになり、女の子が大学へいけるようにもなったわけですよ。・・・つまり、彼はそれを全否定するために腹を切った・・・

んーー、だから腹立つんだ、やっぱり!

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コメント

こんにちわ。


僕は三島由紀夫についてはあまりしりませんが(世代も違うし、魅力も感じないので)、三島由紀夫は右翼の考え方を持っている人だったということは大事なポイントだと思います。

一般庶民や、お金がない人や、苦労している人を省みないというところがあるのは、右翼的な思想を持っている人に多いと思います(また極度な左翼も同様に)。

三島由紀夫のような思想・考え方はこの時代にははやらないし、必要もないと思っています。一部の熱狂的な人たちが支持しているのだと思いますが、もし三島由紀夫のような考え方がこの国に支持されるのであれば、今の日本という国はそういう右翼的な考えが強い国だということだと思います。(靖国神社や毎年夏に問題になる、政治家などの参拝問題など)

この国には問題が多くありすぎますけど、まずは自分自身がどう生きていくか、どんな行動や活動をするのかが大事なのだと思います。大小関係なく。

ちなみに先のコメントも追加で書きました。それとちょうど昨日興味深い検索みつけました。

ウィキペディア(wikipedia)は知っていると思いますが、ウィキペディアで「選出もしくは任命された女性の政府首脳の一覧」で検索してみてください。世界では女性は活躍しています。ちなみに誰かのサイトでこのような引用記事をみつけました。↓

「女性国会議員11.3%=世界121位と低水準―男女参画白書
時事通信 6月21日(火)9時40分配信

政府は21日午前の閣議で、2011年版の男女共同参画白書を決定した。それによると、今年3月現在で衆院議員に占める女性の割合は11.3%で、05年の9.0%と比べて増加したものの、世界186カ国の中では121位と低水準にとどまった。
下院または一院制の女性議員の比率が最も高かったのがルワンダで56.3%に上った。次いで、スウェーデン45.0%、南アフリカ44.5%の順。アジアではネパールが33.2%がトップで、日本は隣国である韓国の14.7%を下回り、白書は「わが国の政治分野での女性の参画状況は国際的て遅れている」と結論付けた。」

世界の国会の2割弱が女性 日本は104位で最下位
2009.3.6 10:44

国会議員間の国際交流を手がける列国議会同盟(IPU)は5日、世界の女性国会議員の数が2月末時点で8094人、全議席に占める割合が約18%と過去最高になったとする年次報告を発表した。

アフリカや中南米諸国を中心に新たな女性議員の当選が相次いだことなどが主な要因。1995年時点との比較で女性議員数は6割増加、比率は7ポイント増えた。

一院制の国も含めて比べるため上院(日本は参院)を除いて集計した国別順位では、昨年の下院選で世界で初めて女性議員が過半数を占めたルワンダが56%と断トツ。2位がスウェーデン(47%)、3位がキューバ(43%)と続いた。

日本は9・4%の104位で、前年と同順位。他の主要国ではドイツ(18位、32%)、カナダ(46位、22%)などが比較的上位につけ、米国は17%の71位だった。(共同)

日本はとても遅れている国だということをはっきりと示していると思います。

投稿: atsuneco | 2012年7月 2日 (月) 15時28分

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